
正しい燃費計算と比較の方法は?…イニシャル・ランニング、「給湯光熱費」についての試算など |
1.ランニングコスト
エネルギー業界は個々の単位でいささか手前味噌な計算をやっています。
とても解りにくく、さらに比較できません。
そこでザックリとわかりやすく燃費を比較する方法
以下の前提で比較すれば一目瞭然です…
● 各燃料のエネルギー単位を「kW」に統一します
● 0℃の200リットルの水を 43℃にするのに必要な熱量と燃料費比較
※ 「200g」という量は、浴槽になみなみと一杯溜めた場合の水量です
● 熱ロスはCOP値で準用し、基本料金と税を除外します(浴槽の保温効率は無視)
● LPGの値段は高すぎるので無視します(ただし棒グラフには表示)
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<計算方法>
0℃の水200リットルを43℃まで沸かすのに必要な熱量は、200×43=8,600(kcal)
※200リットルの水を1℃昇温するのに必要な熱量は200kcaです
8,600kcal≒10kWとなりますのでわかりやすくなります。
43℃のお湯を200リットル作るには、最低で10kW相当の熱エネルギーを
必要とするということです
※ 電気は全電化住宅扱いの各時間帯別に計算
※ ガス・灯油は2007現在の実勢価格
※あくまで比較のためですので共通する給湯中の熱ロスは考慮していません。浴槽に給湯中
にも熱は逃げますが、それは無視するという意味です。 |
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1kW単価 |
COPを考慮した10kW価格 |
備 考 |
| 都市ガス |
9.86円 |
123.25円 |
11,000kcal≒12.79kW |
| 灯油 |
12.23円 |
152.88円 |
1g≒7,421kcal≒8.63kW |
| 全電化(夜間) |
7.35円 |
18.38円 |
PM11:00〜翌朝AM7:00 |
| 全電化(昼間A) |
21.31円 |
53.28円 |
AM7:00〜AM10:00
PM5:00〜PM11:00
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| 全電化(昼間B) |
26.46円 |
66.15円 |
AM10:00〜PM5:00 |
| 全電化(昼間B夏期) |
31.55円 |
92.79円 |
7〜9月のAM10:00〜PM5:00 |
| 通常電気(従量電灯) |
22.31円 |
55.78円 |
普通の電気契約での平均単価 |
※H20年6月改定・再計算。灯油の価格は確かに異常です
※電力会社により時間帯別単価は相違します
● 上の比較表を棒グラフにしています
●「給湯」を考えるときはこのCOPという変換効率を無視できません。
暖房(冷房)をヒートポンプでおこなっても同様な特性を発揮します。
この効率と深夜電力の安さを結びつけると大きなメリットが生まれます。
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※深夜電力ばかりでなく、ヒートポンプを利用する限り普通の電気契約
でも、ガスや灯油を利用するより安上がりということになります
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※ガス料金・電気料金は四半期ごとに為替レートならびに輸入価格等で変動します
ガソリン同様、灯油はもう安くはならないだろうといわれていますが、投機のピークは間もなくだ、
という説もあります。オイル・バブルの崩壊です。ただし、需要は増えているので下がり切りません。
※都市ガスは2006年に東京ガスが代表となり、「電気の時代であるから今後は値下げ競争
はしない」という宣言がなされましたが、需要への危機感から少しだけ下げ傾向にあります。 |
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2.イニシャルコスト
エコキュート本体の平均的な価格は70万円前後です。
ガス給湯付風呂釜の平均的な価格は42万円前後です。
機能的には両者とも「全自動タイプ」を標準仕様(自動お湯張り沸き上げ機能・追焚機能・給湯
機能付)とします。
初期のコストにはこの製品価格と設置工事費が含まれます(全般的な配管工事は共通)。
上の表から差額を出して何年で元が取れるかを試算してみてください。
同時に、電気の「時間帯別料金単価」は昼間の単価が高いので、どのように深夜の安い電気を
利用するかがポイントとなります。
<単純比較>
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比 較(小 < 大) |
補 足 |
| 製 品 費 |
エコキュート>ガス給湯風呂釜 |
エコキュートは貯湯式。タンク等の重量があるためベース工事等も必要 |
| 工 事 費 |
エコキュート>ガス給湯風呂釜 |
エコキュートは大型設備。どうしても設置工事費は高くなります。ただし使い方で元が取れます。 |
こうしたコストとともに環境や安全性も含めて判断することも現在ではポイントになっています。最近のガス配管(北海道ガス)やガス機器(パロマ・リンナイ・東京ガス)による事故も判断材料になります。
安全性を含めた機能比較について詳しくは、

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